前回の書き込みでシグナスに装着したLEDライトの配光に問題があると書き込みましたが、どんな問題かと言いますと配光が右上がりになってしまうのです。
日本は車両は左側通行なので本来は配光も左上がりにならないと良くないはずです。
シグナスはハロゲンの場合でも左上がりの配光ではありませんが、右上がりの光も出ていません。
T-MAXの場合はLowはH7、HighはH4のHighのみを使用しているため今回のような問題は無いのですが、H4のバルブは今回とは違う物を使用しています。
そのため、Lowを点灯した場合は(極端な)左上がりになっています。(笑)
シグナスに装着したH4のLEDバルブはこんな感じになっています。
遮光板(前方)がある方がLow、無い方(後方)がHighです。
バルブ右側
バルブ左側
画像では判りにくいですが、左側の遮光版の方が右側より低く見えます。
判りやすくするため、遮光版を外して並べてみました。
並べてみると一目瞭然です。
左側の遮光版(画像では右側)の方が低いですね。
実際のH4のバルブはこんな感じです。
画像では判りにくいかもしれませんが、ハロゲンの遮光版は左右の差はありません。
左側の遮光版が低ければ、光は左側に多く出るから問題ないと思われるかもしれませんが、左側の光はライトの左側のリフレクター(反射板)に反射して右側を照らす構造になっています。
そのためこのLEDバルブでは右上がりの配光になってしまうと思われます。
やはり中華製のバルブは左側通行に対応してないようですね。
遮光板そのものを作るのは困難と思われることから、少し手を入れて左側の遮光版を修正してみることに・・・
用意した材料がこれ
これを遮光版の低いところにつけて左右の遮光版の高さを合わせたいと思います。
LEDとはいえ、熱が出る所ですので耐熱パテを用意しました。
パテを少しだけカットし、指で練って硬化剤と混ざるようにします。
練ったパテを遮光版に貼り付けます。
酷い貼り付け方ですが、完全硬化したら削って形を整えるので問題ありません。
硬化には24時間ぐらい必要なので本日の作業はここまで・・・
仕上げと装着後の状態は次にアップさせてもらいます。